矢吹歯科

白い歯について


白い歯って、そのひとを笑顔にする働きがありますよね。

今、歯を取り巻く現状の中、歯科医院で出来る「白い歯」について考えてみました。

ホワイトニング

・通常私たち医療側から見た「ホワイトニング(広義)」について、どんな事が出来るでしょうか?

@茶渋とかタバコのヤニとか、いわゆる「色素」を落とす事によって得られる『白い歯』!

Aかぶせ物や付け爪のようにして得られる『白い歯』!

B漂白・ブリーチング(狭義でのホワイトニング)で得られる『白い歯』!

C歯の表面に塗るだけ(歯のマニキュア)で得られる『白い歯』!


その他・・・
D入れ歯の人工の歯の色を白い物を選択して得られる?『白い歯・・・?』!
なんてのも、意味的には「白い歯」となります。

これらは夫々、長短を持っています。
ここで一つ一つ説明すると、ちょいと薄めの「本」が出来るかも知れないので止めますが・・・

メッチャ簡単に言うと・・・
@は「歯のクリーニング」とか「ポリッシュ」などと表現されている事が多い奴です。
効果は・・・「本来の自分の歯色」を限度とする『白い?歯』です。

原則的には、それ目的の場合は自費扱いとなります。
通常は、歯周病の関係から歯石取りの時に一緒に除去してしまう(サービス?)事が多いと思われます。
削る事無く、磨くと考えれば、歯にとっては一番無害かもしれません。


Aの「かぶせ物」とかは虫歯等で医療(治療)として、前歯に対して行う場合、保険が利く物も有りますが、しかし、それに使用される材料は経過時間により変質・変色してしまいます。
その欠点を解決しようとするとセラミック系の材質を選択しなければなりません。
そうなると、「付け爪タイプ」の『ラミネートベニア』など含めて保険外となります。

かぶせ物を対象に考えると、歯にとっての有害性(デメリット)としては、元々「虫歯の治療」としての意義があるので最低限度内と言えるでしょう。
しかし、前準備の治療も含めると・・・・製作までの期間としてある程度の時間は必要になります。

ラミネートベニアも、かぶせ物よりは歯を削らなくて作れるのですが、必要最小限度の犠牲は必須と考えられます。


Bホワイトニング(ブリーチング):漂白には大別して・・・
「オフィスホワイトニング(オフィスブリーチング)」として医院でするホワイトニングがあります、有効効果出現まで短期間でしょうが、数回医院に来院しなくてはなりません。
医院で行う漂白なので、数回であっても「定期来院」が忙しくて、来院がしにくい方にはキツイかも知れません。

もうひとつの漂白方法は、「ホームホワイトニング(ホームブリーチング)」と言う方法があります。
この方法では、最初の2回程は医院で「前準備」をしなくてはなりませんが、その次からは自宅でご自身で行いますから忙しくて通院がしにくい方向きなのかも知れませんね??

原則的には、両者とも「審美漂白」は、保険適応されません。

また、歯にとって、表面と言えども薬剤を使用しますので・・・まったく無害とも言いにくい部分も有ります。
有るとすると、「オフィスホワイトニング>ホームホワイトニング」の認識です。

ホワイトニング(ブリーチング):漂白で一番、困る事は「希望通りの白さ」が“必ず”得られるのか?と聞かれたときの答えなのです。

多少とも歯にダメージが有る事を前提とすると、希望の白さが得られるまで何度も何度も連続してホワイトニングする事は避けたいと感じます。
また、その効果も人によって、1度で希望を満足する場合も有れば何度かやってみて満足しない場合もあるでしょう。

つまり、どの程度の『白い歯』をイメージして希望されているのかによっては、得られる時もありますし、難しい場合もある事を前提として受けられるようにお願いします。

どうしても希望の白さが得られない場合は、コントロールの確実な「かぶせ物」か「ラミネートベニア」の出番となります。


Cの歯の表面に何かを塗って『白い歯』にしてしまう事は、「歯のマニキュア(マニュキア)」とか「歯の“ホワイト”コート」とか表現されて、多種多様の製品が市販化して出回っています。
ここでは、雑貨品としての「市販の物」までは品数多様のため書き様も無く省くこととして、医療用で歯科医院で行う物を前提として書きます。

歯科医院で行う「歯のコート(歯のマニキュア)」は、正直、本来の「天然歯のようなグラデーション」が得られないので、専門の私から見るとベタヌリの「違和感」を払拭できません。

この感触は私だけでなく他の先生方も同じと感じていると思います。
証拠と言うほどの事では有りませんが、そんな結果のため「歯のマニキュア」「歯のホワイトコート」を導入している医院が少ない事が挙げられます。

しかし・・・
しかしですよ、その 最大の特徴の「短期間」をキーワードに焦点を合わせると・・・

短期間で得られる『白い歯』!
一日で得られる『白い歯』!
1時間程度で得られる『白い歯』!


つまり・・・・・・
「明々後日の帰省に合わせて、一日で得られる『白い歯』!」だったり
「明後日の記念写真に間に合わせ、短期間で得られる『白い歯』!」だったり
「明日の成人式に、前日で間に合わせて得られる『白い歯』!」だったり
「今晩の合コンに1時間で得られる『白い歯』!」だったり
「就職などの面接や、営業のプレゼンで爽やかな笑顔も武器にしたい時にも、短期間で得られる『白い歯』!」だったり・・・

そんな【緊急時に、当日でも対応できる『白い歯』!!】っと、そんな意味にとらえると、患者さん側から見て「苦しい時の○○頼み!」的な意味で、この『白い歯』はアリなのだろうと思っています。

歯のマニキュアは、急ぎの時などに大変便利な歯のホワイトニング治療と言えます。

また、変り種の使用方法として・・・
・お試し的に得られる『白い歯』でもあります。

たとえば、保険で金属で治療した銀歯を『白い歯』にしたい願望はあるのだけど・・・・
実際に金属を削り、着手してしまうと後戻り出来ないし、高額だし・・・困ったな、一度体験しないとイメージが解からない。

そんな時にも、この歯のマニキュアで銀歯に見える部分を『白い歯』にしてイメージ体験するのも良いでしょう。

歯に対する害ですが、単純に歯の表面に歯科医療用の材料を着けるだけですので無害です。

なんだ「良い事だらけじゃん!」って・・・

水を差すようですが・・・デメリットです。
「治療」として捉えると、これらは「短期間」を想定しています。
この場合の短期間と言っても市販品のような「数時間」と言うことではありませんが。
『暫間的な使用』となります。
お手軽とは言い難い部分もあります。

おっとっとっと、もう一つ難問が・・・
かみ合う部分(ぶつかる部分)には、剥離や破損するため応用できません。

用途的に健康保険の適応では有りません。


Dについては・・・たとえば「総入れ歯」の歯の部分の色を白い物で作ろう!
っと言う事なので、一般的な事ではないかもしれませんが・・・
発想としては「お出かけ用の入れ歯」「記念写真用の入れ歯」・・・とか作れるかも知れませんね??
しかも、それって・・・保険適応になってる??





まぁ、ざぁ〜っと流して『白い歯』について書いてみました。
今日昨今では上記以外での変り種として・・・

Cに分類出来るのでしょうか?

・『シンデレラスマイル』と言う、自分の歯を覆いかぶせてしまう『白い歯』もあります。
これは、例えると「歯のドレス」と言われる物で、白い強化プラスチックで自分の歯をカバーしてしまう物、それで外観は『白い歯』に見える物を作っておく。
そして、必要なときにご自身でご自信の歯の上にパチンとハメて、見た目『白い歯』にする物。
まぁ、・・・ドレス感覚??

多少の軽食程度ならハメたままでも食事OK!
と言う物で便利と言えば便利かも・・・

用途的にやはり保険ではムリ!
(参考で上の片方だけで15〜20万くらいだったか・・・?、上下なら・・・フゥ〜、モデルとか俳優なら考えるかも)

もちろんハメるのみなので、歯に対しての害はありません。




そんな感じでしょうか??

『白い歯』にしたい、とか、入学式・卒業式、成人式等『白い歯』で爽やかな笑顔の自分を写真で記録しておきたい。
あるいは、就職などの面接などで弱点だった歯を『白い歯』に変えてコンプレックスだった笑顔を逆に自信の笑顔として勝負したい時。

そんな時はご相談ください。




矢吹歯科



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